うなぎの栄養効果があるある♪
うなぎはスタミナ食として、古くは「万葉集」の時代から食べられていました。
これは単なる風習によるものではなく、栄養学的にも根拠があるからと言えます。
うなぎにはたんぱく質やビタミンAをはじめとして、ビタミンB1、B2、D、E、カルシウム、鉄分と体に必要な栄養がたっぷりと入っています。
特にビタミン類が豊富で、エネルギー代謝を効率的におこない、体の調子を整えてくれます。
ビタミンB群は疲労回復や夏バテ予防に効果的で、そのため土用の丑の日にうなぎを食べるという習慣につながっていきました。
必須脂肪酸のひとつであるDHAも豊富で、脳細胞を形成すると言われており、学習能力の向上や認知症などの老化の防止にも役立つと言われています。
EPAはコレステロールや中性脂肪を減らす働きをしており、脳梗塞や心筋梗塞、動脈硬化などの血液の病気の予防にも効果があります。
このように、うなぎは美味しい上に栄養が豊富で定期的に食べたい魚ですが、特に国産となると値段の高騰などによりなかなか口にできる機会が少ないのは少し残念ですね。